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●11月2日〜11月8日
11月2日(日)
8 時間前


エロのリスク
エロを仕事にすることはハイリスクなことである。 特に、女性が肌の露出を多くして人前に出ると社会生活に支障がでる。 自分のことを言えば、30年近く続けてきた仕事がほぼぜんぶなくなったし、個展に入場料を設ける以前は、性的な目線や言葉を投げてくる人が絶えなかったし、撮影許可をお願いすれば、断られるか、もしくは撮影自体は構わないがネットや書籍には使わないでくれと言われてしまう。 拙著やインタビューではさんざん制作意図について書いているし、ネット上でもどういう意図で制作しているかは書いているのに、肌の露出の多い写真をたくさん上げているとこういうことになってしまうのだ。 もっとも、出版業界で30年以上仕事をしてきているので、そういうリスクは100も承知している。 仕事がなくなったことは痛かったが、クライアントワークを続けながらも、もうそろそろこんな感じで仕事を続けていくのは嫌だなと思っていたし、肌の露出が多い写真を商業施設で撮影することで、施設側にどんなリスクが発生するかも理解しているから、断られることも想定内だ。 まったく世の中というものは、つくづく異質な
19 時間前
11月8日の配信
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6 日前


生駒新地
「マキエアーカイブ」ではマキエマキの旧作のアザーカットの公開、撮影状況の回想、加えて有料会員の方にだけに、こっそり撮影場所の情報や、おすすめの立ち寄りスポットを紹介していきます。
6 日前


That is the question.
昨年、会津東山温泉に行ったときに「高度経済成長期からバブル期にかけて、団体旅行で賑わった温泉地」について思いを馳せた。その時から行きたいと思っていた飯坂温泉にようやく行くことができた。 福島飯坂温泉は東北最大の温泉街と言われ、かつては大変な賑わいであった。が、当時団体旅行で賑わった温泉街と言えば歓楽的な娯楽が付きもの。私が20代の頃は、山梨県の石和温泉のように、女性が行くべきではないところと言われていた。 1970年第後半から80年代前半にかけて、「電話は良い風呂」のフレーズでおなじみの大型温泉ホテルのCMがテレビでひっきりなしに流れていたことは同世代ならば記憶に刷り込まれていることだろう。その「電話は良い風呂」と同じように、福島飯坂のオールインクルーシブ型大型温泉ホテル「ホテル聚楽」のCMもよく流れていた。 マリリンモンローのそっくりさんが「じゅらくよ~ん♡」と締めくくるCMは何のCMだったか忘れてしまうほど、にせマリリンのインパクトが強かったが、東北道で「福島飯坂」の出口看板を見るたびに「じゅらくよ~ん♡」が今でも脳内で再生されることを思うと
7 日前


●10月26日(日)〜11月1日(土)
10月26日(日)
7 日前


女性の自己決定権
今週頭に知人の個展を見に行った。 展示の内容をざっくばらんに俗っぽい言い方でまとめると 「5人のセフレとハメ撮りした人妻のセルフプロデュース写真展」 これだけを見ると良識的な人は眉を潜めるだろう。なんという下品で破廉恥なことを、と言うだろう。 しかしこれが感動的であった。 自分の制作のヌルさを叱咤されているようであった。 彼女は「オープンマリッジ」を公言している。 「オープンマリッジ」とは配偶者以外の相手との恋愛や性的関係をお互いに認め合うという結婚形態である。 これ、男性からすると、自分はやりたいけど自分の奥さんがそれをやるのはケシカランと思う人が多いのではないだろうか。 何年か前、ポリアモリーを自称する男性のトークイベントに行ったら、奥さんにも別のパートナーがいたら?と聞かれたその男性が「妻のパートナーは自分が探したい」と答えていて「それ、ポリアモリーちゃうやんけ」と脳内でツッコんだ。 その方は普段から性の自由に関する発信をしている方なので、女性の性に関しても先進的な考えを持っているのだろうと期待していたのだが、所詮は妻の自己決定権は否定して
11月2日


●10月19日〜25日
10月19日(日)
10月27日


10月25日の配信アーカイブ
有料会員のみなさま、いつもご支援ありがとうございます。 10月25日の配信アーカイブはこちらからご覧いただけます。 https://youtu.be/rRwjb_Zrr0w
10月26日


妻を殺す男
Xのタイムラインに「パートナーを殺す男」の話題が流れている。 それらの投稿を読んでいるうちに、そういえば私が昔関わった男でもこういうヤツがいたなと古い記憶が蘇ってきた。 その人に会ったのは20歳くらいの頃だったので、もう40年近くも前のことになる。 とある製薬会社の開発部に勤めている男性と交際していた友人がいた。 当時の製薬会社の開発部門と言えば、接待費使い放題。二人分では接待費として落としづらいので、その友人から誘われて、個人のお金ではぜったいに行かないような高級店での飲食や、赤坂のコルドンブルー、時には銀座のクラブなど、夢のような世界のお相伴に預かることがあった。 こちらが女性2名となるので、あちらも毎回男性の部下を連れており、私は友人の彼氏の部下と、したくもない会話を強いられることになるのだが、一部上場企業の花形部署の男性は皆スマートで、夜職でもない地味女にガツガツと迫ってくることもなく、まあまあ楽しく過ごせてはいた。 そんな「友人のカレシの部下」の一人が、私の連絡先を聞きたがっているとその友人から言われた。...
10月25日
10月25日の配信
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10月21日


●10月12日〜10月18日
10月12日(日)
10月20日


ワニ!ワニ!ワニ!
「温泉ワニ」 この言葉を知っているだろうか?混浴温泉で女性客が入ってくるのを湯に浸かった状態でひたすら待ち続ける男性のことである。 混浴温泉にあまり馴染みのない人からすると、そんな気持ちの悪い人がいるのかと首を傾げるようなことかもしれないが、こういう男性は実在する。しかもさほど珍しくもない。 とある著名な、しかもさも格式高そうにアピールしている老舗温泉旅館で「ワニ」が大量発生してるのに遭遇したことがある。 彼らは、一様に女性の脱衣所の方を向いて湯に浸かったり、休憩用のベンチや床に寝そべったりしながら目を見開いていた。中には女性の脱衣所の出入り口の真ん前に寝そべっている強者もいた。 その旅館ではチェックインの時から年配の男性客のグループが、女性客の方を凝視してニヤニヤしたり、ひそひそと何やら話していたりして、とにかく気持ちが悪かった。 宿としては悪くなかったが、その男性客が気持ち悪く、ある意味、ワニを黙認することで宿泊客や日帰り入浴客を確保しているのではないかとさえ思えてしまうような空気もあった。 ワニが多い温泉にはひとつ共通していることがあって、
10月19日


10月11日の配信アーカイブ
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10月13日


●10月5日〜11日
10月5日(日)
10月12日


「黒川の女たち」を観て
重い映画だった。 1945年、日本が敗戦を迎えたとき、満州から引き上げてくる人々の上にどんな不幸が降り掛かったのか、そのことは子供の頃から当時のことを書いた手記、題材にしたマンガや小説で知ってはいた。 巴里夫の「赤いリュックサック」、里中満智子の「あした輝く」は小学校低学年でも理解できるもので、もし、同じことが自分の身に起こったらということを容易に想像することができた。 しかし、その実情はその不幸を経験してきた人だけが知っている。 「黒川の女たち」は、まず、満蒙開拓移民というものが実際にはどういう政策だったのかということを教えてくれる。そして、それが実行される中で起こっていたこと、敗戦により破綻したときに誰が、どんな犠牲を払うことになったのかという現実を見せつける、そういう映画である。 まず、満蒙開拓移民の実情について。 当時の日本は明治維新から続く富国強兵政策を推し進めていた。当時の世界は欧米列強がアジア、アフリカ、南アメリカなどに植民地を持ち、そこから得る富で軍事力を増強し、さらに植民地を広げていくといったことが盛んに行われていた
10月12日


10月11日の配信
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10月7日


忘れじの呑んべ横丁
「マキエアーカイブ」ではマキエマキの旧作のアザーカットの公開、撮影状況の回想、加えて有料会員の方にだけに、こっそり撮影場所の情報や、おすすめの立ち寄りスポットを紹介していきます。
10月5日


美しい村
1995年に白川郷が世界遺産に登録された頃、これから日本の景観保存に対する意識も変わっていくのだろうと期待した。が、現実は三脚を立てる場所で言い争いをしたり、人のカメラを見てマウントを取ったりするようなおじさんが増えただけで、ほとほと風景撮影が嫌になった。そんなことから30...
10月5日


●9月28日〜10月4日
9月28日(日)
10月5日
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